今回は、キレない子に育てるために役に立つかもしれない?お話です。
それには、「触る」ということが重要な役割を占めているようなのです。な〜んだ、と思われるかもしれませんが、最近の研究でそのことを裏付ける結果が次々と出てきているので、それらをご紹介していきます。
赤ちゃんサルで行った、H.ハーロウによる有名な実験です。生まれて間もないサルを、母親から離して別々の檻に入れます。檻には、針金でできたロボットと、タオル地でできたロボットを入れておきます。針金ロボットの哺乳瓶からミルクをもらう猿も、タオル地ロボットからもらう猿もほとんどの時間をタオル地のロボットにまとわりついて過ごしていたということです。この結果が興味深い点は、小猿が食べ物をくれるモノに懐くわけじゃないということです。幼児期における感触の重要性を示しています。
次に、ご紹介するのはL.カッツによる子ネズミの実験です。生まれて間もない子ネズミを母親から引き離すと、成長ホルモンの分泌が一挙に下がってしまって、子ネズミの生命力の下落は防止できないとのことです。子ネズミを救うための唯一の方法は、しめった筆で体全体をさすってやることで母ネズミの舌の感触を真似した時だけ。ホルモンを注射してもダメだけど、触ってあげれば大丈夫というのはびっくりの結果ですよね
。
最近、カンガルーケアやベビーマッサージが効果的だと話題になっていますが、これも赤ちゃんに対する触覚がいかに重要かを示しています。
実際に「キレない」子に育つかどうかはわかりませんが、「触る」ことが少しは役に立つかも?何より、「触る」とか「マッサージ」は、元手もかからないし、やっている方も気分が良いし、実に良いこと尽くめ!
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