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妊娠と薬

妊娠しているのですがこの薬をのんでも大丈夫ですか?とか、薬を飲んだ後で妊娠していることに気づいたけど大丈夫でしょうか?といった質問を受けることはよくあります。この時、妊娠何週であるかということが重要になります。妊娠4週から8週は絶対過敏期、妊娠8週から12週は相対過敏期と呼ばれ、赤ちゃんの器官や胎盤の作られる時期で、薬の影響も受けやすい時期です。医師や薬剤師に相談する場合は、妊娠何週頃にどういう薬をのんだのか(またはのむのか)知らせましょう。

妊娠中に普通に服用して問題になる薬はそれほどありません。すでに催奇形性があることがわかっている薬なら男性側の服用も含めて、処方される前に必ず医師から服用中や服用後一定期間は妊娠しないよう説明されます。また、赤ちゃんに対する安全性が高く妊娠中に必要な薬というのもあります。妊婦さんは貧血や便秘になりやすいので、鉄剤や便秘薬を処方されることもあるし、流産、早産予防や妊娠中毒症の予防のためにのむ薬もあるのです。妊娠中は薬をのみたくないという理由で、赤ちゃんやお母さんのために必要な薬まで黙ってのむのをやめるということはしないでください。

妊娠中に薬をのむにはたくさんの不安や疑問があると思いますが、医師や薬剤師に何でも相談してください。妊婦さんも薬をのむ必要があることもあるし、不安感からの不必要な人工中絶がないようにと薬剤師の一人として思います。

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